ユーティリティの勘所
初心者が躓くところとして、ユーティリティの使い分けがあります。
ユーティリティは数十種類用意されているため、その場その状況その用途で適切なものを選択し、記述しなければなりません。しかも、ユーティリティによって構文やオプションが細かく規定されており、少しでも間違うとエラーになったり、想定外の動きをしてしまうこともあり厄介です。
しかし、慣れてくるとユーティリティの利便性がだんだんと身に染みてわかるようになってきます。まずは、簡単なコピー系のユーティリティからはじめ、徐々に複雑なものに挑戦していくのがいいでしょう。
そして、ここが大変重要なのですが、ユーティリティでわからないこと、不安なことがあったら、先輩にすぐ聞きましょう!なぜなら、ユーティリティの詳しい構文などはインターネット上にはほとんど情報がなく、頼みのマニュアルもわかりづらいことこの上なしだからです(マニュアルになれるまでには結構かかります笑)。
よくやる方法は、過去に実績のあるユーティリティを教えてもらい、その変数を変える方法です。障害がご法度のインフラエンジニアあるあるかもしれませんが、過去に実績がある方法というのは大変重宝されます。最初はただ機械的に変数を変えて実行するだけでいいと思います。そして、時間があるときに、構文とじっくり向き合って、この行はなにをしている、このオプションはどうゆう働きがあるのかを調べてみるといいと思います。私もこの方法で上達しました。
ユーティリティは難しく感じるかもしれませんが、慣れればとても心強い味方です。頑張って習得してください!