アンチエイジングforメインフレーム

メインフレームエンジニアの孤独を癒せたら幸いです。

REXXかエクセルか

メインフレームのデータを加工することがあるかと思います。そのとき、メインフレーム上でREXXを走らせて加工するか、データをメインフレーム上から出力してエクセルで加工すると思います。

シニアエンジニアはREXX派、若手エンジニアはエクセル派が多数だと思います。これは、そのほうがやりやすいというわけではなく、もう一方の手段を使う技術がないだけであることがほとんどです。すなわち、シニアはエクセルに疎く、若手はREXXに疎い。実際にどちらがデータ加工に有利かといわれると、正直甲乙つけがたいところがあります。REXXは一度加工プログラムを組んでしまえば、あとはメインフレーム上ですべて済んでしまいます。ただし、REXXがわかる人は数少ないので保守管理が難しいという点が問題です。特にOSバージョンアップの際、今まで保守業務で使っていたREXXプログラムの改修で頭を抱えるプロジェクトも多々あります。一方でエクセルは、わかる人が多いため、保守管理が比較的容易です。ただし、メインフレーム上からデータを出力する必要がでてきます。

このように、一長一短がありますが、若手エンジニアの方は、REXXもわかったうえでエクセルを中心に使うのが一番だと思います。REXXがわかるエンジニアは本当に基調になってきています。価値の高いエンジニアになるためにはREXXを知っており、また、エクセルも使いこなせることが近道です。

REXXは案外と簡単なので、実際に簡単なプログラムを組んでみることが習得の秘訣です。

頑張っていきましょう!